YouTubeで稼ぐ方法を探している人は多いと思いますが、ここでは基本的なチャンネル登録者の増やし方や、収益化の説明をしていきます。
YouTubeでお金を稼ぐには 収益化条件の全貌
まず、基本的な収益化条件を覚えておきましょう。
・再生数、過去12か月の総合が 4,000時間 以上
・チャンネル登録者、1000人 以上
これが2019年記事作成時の収益化条件です。
この「2019年の」というのが非常にポイントで、YouTubeの収益化条件というものは年々変化しています。
これをきちんと把握していないと、1円にもならない動画をアップし続けることになり、収益化を目指そうとしている人には非常に無駄な時間となってしまいます。
国内YouTuberでは約1割が収益化
YouTubeはネット環境があれば、今すぐにでも誰で動画をアップすることができます。
アカウント作成も非常に簡単で、スマホ1つでYouTuberになることも可能です。
ですが、現在のYouTubeは非常に競争が激しく、動画のクオリティが低いと収益化はかなり難しいものとなります。
もしこれから真剣にYouTuberになろうと思う方は、最初の練習のうちはよいのですが、実際にアップする動画は撮影時には最低限の機材は用意したほうがよいでしょう。
練習だから、とクオリティの低い動画をアップしていると、「このチャンネルはレベルが低い、面白くない」と悪評がついてしまい、その後の活動に支障が出ます。
そして2019年現在ではYouTubeのチャンネル数の約1割程度が収益化されていると言われています。
つまり、国内でYouTubeの動画を上げている人の9割はお金になっていないということになります。
その中でもさらに生活ができるレベルで稼げている人はほんの一握りです。
YouTubeは夢がないのか?
では、YouTubeなんてやっても稼げないよ、と言いたいかというとそうではありません。
2020年には5Gになり、今後は動画の再生数はさらに増えていくでしょう。
これまでホームページで説明されていたようなコンテンツがどんどん動画となって出てきますので、稼ぐチャンスはいくらでもあります。
ただし、最低限の知識をもってやっていないと、その努力が無駄になってしまうので、ここで知識を得ていただければと思います。
YouTuberになるにはアカウントが2つ必要
YouTubeアカウント
まず、YouTubeに動画をアップするにはYouTubeアカウントが必要になります。
これはYouTubeの画面から無料で簡単に作れますので、今すぐにでも作成は可能です。
この方法は別ページで紹介していますのでそちらをご覧ください。
YouTubeのアカウント作成後、またはもともと持っている人は「チャンネル」を作成します。
このチャンネルはチャンネル名などは後からでも変更できるので、とりあえずは何でもよいです。
ただし、その後、正式にチャンネル名を決めるときは最初はカテゴリに沿った名前がよいでしょう。
例えばHIKAKINさんのチャンネルはHIKAKIN TVですが、今でこそ超有名なユーチューバーですが、例えばあなたが田中さんだとしてTANAKAチャンネル、という名前にして誰が検索するでしょうか?
それであれば動画の内容に沿った名前のほうが検索される率は上がります。
例えばゲームの実況動画なら、「パズドラ実践動画の田中チャンネル」など最低限のキーワードは入れたほうが最初は検索されやすいでしょう。
もしくは、1アカウントに対してチャンネルは複数作れますので、最初はとりあえずで練習用のチャンネルでも構いません。
Adsenseアカウント
もう一つが非常に重要なgoogleアドセンスのアカウントです。
こちらはgoogleアカウントを持っていれば簡単に作れるのですが、お金のやり取りが発生しますので、本人確認や口座の登録が必要となります。
こちらも別ページで詳細を記述しています。
YouTubeの収益化には、この二つが必要となるのですが、アドセンスアカウントに関しては使用するのは収益化するときなので、まずはYouTubeのアカウントとチャンネルを作って動画を上げていくことがスタートとなります。
どんな動画を上げれば収益化できるの?
実際にYouTubeに動画を上げると言ってもどうしていいかわからない方も多いと思います。
重要なのは「継続できること」です。
お金目的で誰かの動画をまねしても「同じ情報」なら先駆者のが圧倒的に有利ですので、よほど高いクオリティで動画を作り、そこのチャンネルに勝つ必要があります。
そのうえで、それを継続していかないとチャンネル登録者も増えず、結果、収益化することは難しくなります。
ですので趣味の動画など自分ができる動画を作っていくのが最初は好ましいでしょう。
ペット動画は稼げる?
自分の飼っている犬や猫を動画にしようと考える方は多いと思います。
もちろん継続できれば一つの選択肢だとは思いますが、ただ猫を撮影してアップしても、まず稼げないと思ったほうがよいでしょう。
現在のペットカテゴリは競争も激しく、飼い主の顔出し出演、家族の出演、テロップで分かりやすい説明や、面白おかしくする編集が必要となってきます。
今人気のペット関連のチャンネルユーザーに「こっちの方が面白い」と思ってもらわなくてはいけないということです。
スマホだけで稼げる?
スマホだけでYouTubeは稼ぐことができるか?という質問には「稼いでいる人もいる」のですが、今から始める人はあまりおすすめはしません。
というのも、過去YouTubeにスマホだけで動画を上げて稼いでいた人はいますが、そういった人も多くはある程度の機材で撮影、パソコン編集へと移行しています。
つまり、やってきた結果、そちらの方がいいからです。
スマホでの撮影は動画自体がクオリティも低くなりますし、編集に関しては内容も編集速度も圧倒的にパソコンが上になります。
スマホだけで稼ごうと思ったらよほどのアイデアだけで動画の内容で現在の名だたるYouTuberに勝つ気合が必要です。
テキスト動画は稼げるの?
YouTuberで文字が流れていくだけの動画を見たことがあるでしょう。
それらをテキスト動画と呼びますが、今後はそれらの動画は収益化自体が難しくなると言われています。
すでにこれまで動画を上げてきた多くのYouTuberが収益化を取り消されたりもしていますので、新規参入するカテゴリではないと考えられます。
それが、アニメーションもあり、完全オリジナルの内容であればまた話は変わってきますが、どこかの文章や情報のコピペではまず稼げないと思ったほうがよいでしょう。
基本的に著作権を侵害するような動画は稼げないと認識してください。
過去の動画を見て、再生数が多いからと、それを安易にまねをしてもYouTubeのルール自体が大幅に変わっていますので収益化できるかはわかりません。
つまり2016年にテキスト動画を上げていたAさんは収益化できても
2019年に似たような動画を上げているBさんは収益化審査に落ちる
という現象が起きるのです。
どのみち同じような内容では先駆者には勝てませんし追いつくことさえも難しいでしょう。
収益化への道
これで、どんな動画を上げていくかという流れは何となくわかったでしょうか?
次は実際の収益化に向けてですが、12か月の再生数4000時間はそれなりの動画をコンスタントにアップしていけばクリアできるでしょう。
問題なのはチャンネル登録者です。
チャンネル登録者を増やすには
YouTubeは暇つぶしに見る人が非常に多く、なんとなく目についた動画を次から次へとみていきます。
つまり、その流れで表示さえされていれば、動画を見られること自体は難しくないのです。
ただし、その、表示されるか、というところが動画をアップする際の注意点などでいくつも決まりごとがありますのでそちらもご覧ください。
YouTubeでチャンネル登録をするということは
「その動画が面白い」だけでなく
「次の動画が見たい」と思ってもらう必要があります。
つまり最初に書いた「継続性」も非常に重要な要素ですし、もちろん動画内容が重要視されます。
いくら面白い動画をアップしていても、半年に1回しか動画がアップされなければチャンネル登録はされません。
最低でも週1回くらいは動画をアップできるようにしたほうがよいでしょう。
今回のまとめ
・動画は自分のできる内容で継続できるカテゴリを選ぶ
・過去の再生数の多い動画の丸パクリでは稼げない
・他の人の役に立つ動画を作る(知識でも癒しでもよい)
ということです。
ただし、有名なYouTuberの動画は真似してみる価値は十分あります。
それは内容を丸々真似るということではなく、しゃべり方や編集の仕方、取り上げる材料などを学ぶという事です。