現在の調剤薬局と薬剤師 転職の前に知っておくこと






多くの薬剤師の方が調剤薬局で働いています。

一昔前までの病院勤務する薬剤師は、院内薬局で処方箋調剤がメインの仕事でした。

そのため患者さんとしゃべったり接する機会は少ないのが普通でしたが、現在はスタイルが変わりました。

皆様の中にも以前は処方箋を出して薬をもらうだけだったのに変わったな、と感じた方がいるのではないでしょうか?

時代とともに変わる薬剤師の立ち位置

これらの状況の変化は法律などによって大きな影響を受けます。

2012年の診療報酬改定で新設された「病棟薬剤業務実施加算」もそのひとつです。

全病棟に常勤の薬剤師が配置される、という項目もあるため、薬剤師の需要がある時期から急に上がったというわけですね。

法律上の薬剤師の決まり事

薬剤師になるためと、なった後には法律で様々な条件、決まりごとがあります。

例えば、当然と言えば当然ですが麻薬の中毒者やおくすりに関わる犯罪を犯した人、不正行為があった人は薬剤師になれません。

また、薬剤師になったあとでも麻薬中毒となった人、薬に関わる犯罪を犯した人、薬に関して不正行為があった人などは資格を取り消されます。

薬剤師の任務 (薬剤師法第1条)

薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。

薬剤師でない人は調剤してはいけません(病院・診療所の場合に例外があります)(薬剤師法第19条)。
薬剤師は医師、歯科医師又は獣医師が書いた処方せんに基づいて調剤しなければなりません(薬剤師法第23条)。
また、その処方せんの中に不明確な点があれば、それを医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせなければなりません(薬剤師法第24条)。
処方せんを書いた医師、歯科医師又は獣医師は、薬局の薬剤師からその処方せんに関わる質問を受けたときには、適切に回答しなければなりません(保険医療機関及び保険医療養担当規則)。
薬剤師は調剤した医薬品の使い方等について、医薬品の容器や袋に記載しなければなりません(薬剤師法第25条)。
薬剤師は調剤した医薬品に関して患者さんまたはその家族にきちんと説明し、また必要な薬学的知見に基づいた指導を行わなければなりません(薬剤師法第25条の2)。
調剤した処方せんや、調剤に関する事項についてのさまざまな記録を保管しなければなりません(薬剤師法第27条、第28条)。

東京都薬剤師会公式ページより抜粋