薬剤師としてより高い年収を稼ぐため、やりがいを求めるため、ワンランク上の薬剤師を目指す。
実際に薬剤師としてワンランク上、とはどういうことでしょうか。
ワンランク上の「認定薬剤師」と「専門薬剤師」
ワンランク上、という言い方が正しいかはわかりませんが、薬剤師の中にはさらに「認定薬剤師」と「専門薬剤師」というものがあります。
認定薬剤師とは
質の高い業務を実践していることが認められたうえで、一定の研修参加や試験合格した薬剤師の資格のことです。
様々な団体から各種の認定証が発行されています。
認定薬剤師の資格を維持するためには、常に薬学に関する最新知識を学ぶ必要があります。
そのため、認定薬剤師資格保有者は、最新の知識を持っている薬剤師とみなされるので、転職の際、非常に強い武器になります。
認定薬剤師の資格は以下のようなものです。
●研修認定薬剤師
●研修認定薬剤師
●認定実務実習指導薬剤師
●小児薬物療法認定薬剤師
●精神科薬物療法認定薬剤師
専門薬剤師とは
薬物治療の高度な知識と技能を持っている薬剤師のことを「専門薬剤師」と呼びます。
専門薬剤師には以下のような資格があります。
●がん専門薬剤師
●感染制御専門薬剤師
●精神科専門薬剤師
●妊婦・授乳婦専門薬剤師
●HIV感染症専門薬剤師
その他の薬剤師の資格
認定薬剤師や専門薬剤師といった以外にも資格があり、薬剤師免許があれば届け出をするだけで取得できるものもあります。
毒物劇物取扱責任者、食品衛生管理者といった資格で、これらも転職には武器となりますので取得可能であれば取っておく残したことはないでしょう。